不登校小学生のカーチャン奮闘記~悩まず、焦らず、落ち込まず、人生楽しんでる記録~

こどもの発達障害や不登校にまつわる思いや情報共有を中心に、仕事に趣味に、悩みに縛られない日々を楽しむ私を切り取っていきます。

いかに自分が『鳥籠の中』にいるかを自覚しました

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10年振りくらいに来た場所。

 


特に学生時代にものすごく好きだったバンドがありました。

メジャーデビューはしましたが、残念ながらそこまで有名にならないうちに解散となったのですが...

 


昨年、このバンドのメンバーの訃報を耳にしました。

お得意のSNS経由ではなく、人力(友達からのLINEメッセージ)です。

 


そして昨日、主に活動拠点となっていたこのライブハウスで彼の追悼ライブがありました。

 


ライブの情報も友達から入ってきたのですが、既にその時チケットはソールドアウトで私もその友達自身も入場できませんでした。

なので、2人でどうしようか話し合って、通っていた当時さえあまりやらなかった入り待ちをしてきました。

 


まずは、彼のご冥福をお祈りしつつ、いつかまたこんな場があれば、次こそはどうにかしてライブを観たいです。

 

 

 

その友達と私は当時かなりの追っかけ状態でした。

でも2人とも当時の生活とは大きく変わってしまい、すっかり情報を掴めない立ち位置になってしまったけれど、ものすごく人気のあったバンドの復活とは違うので、ソールドアウトしたということがビックリなんですが、当時の人の繋がりがたくさん残っている人もいるんですね。

 


このことにガッカリするのは、自分自身がポジティブに変化したという意識が無いから。

 


どちらかというと過干渉な親がどれだけ縛りつけようとしても、学校の成績落とさなきゃいいでしょ、仕事ちゃんとしてりゃいいでしょと好きなことをやり続けてきた独身時代でした。

 


けれど、子どもが生まれると子どもが人質になります。

 


自分自身のことなら自分で責任取れるけど、子どものことは違うもの。

 


長男が生まれてから、友達の結婚式でさえ披露宴中に子供を預けた親からの着信攻めになったり。(本当に緊急事態かもしれないから全く無視はできない)

 


実は解散後このバンドが1日復活ライブをした時も、義両親に

「旅行のお土産買ってきたから今日来なさい」

と強制的に連れていかれて会場に行けず。

 


ちなみに自宅は駅から離れていたので、毎度ベビーシッターはお断りされていました。

 


こんなことが続くうちに私の飛ぶ羽は周りの大人にむしり取られていきました。

 


世の中には、赤ちゃんが生まれてもバンドのファン旅行なんて行けちゃう友達もいるので、それ自体はご批判もあるかも知れませんが、子育て中も行動力を周りに支えてもらえていること自体は羨ましいなと純粋に思います。

一体何が違うんだろう。

 


私は何年もかけて、チャンスをを見計らって、昨日みたいに昼間の長時間外出からでも自分のための時間を創り直していって感覚を取り戻そうとしています。

 


けれど、そうではなくて

「この子がいるから...」

という思考に墜ちてしまうお母さんもいるのかな。

ちょっとハイレベルな子育てが必要になっているお母さんはそういうことがたくさんあると思います。

 


私だって一歩間違ったらそうなってるかもしれないです。

どうしたら根本的に解決できるかはわかりません。

 


けれど、私のブログで少しでもチャンスを待てる、自分を取り戻せる方法を提案できたらいいな。

そんな思いでこれからも続けていければと思いました。