恋愛における『火星人』と『火星人に擬態した星狩り族』の違いを考えてみました
先日のこちらの記事に、コメントをいただきました。
こちらの本についてですね。
でも実は私も火星の血を引く可能性が・・・
非日常のシェルター、独身時代はこれまでたくさん作ってきました。
ですので、火星人のシェルター逃避傾向はどちらかというと理解できるのです。
しかし!!
ただひたすら自分の非日常シェルターを大切にする火星人とは違い、このシェルターを利用して他人を食い物にする星狩り族もいるのです!!
というわけで今回は、
星狩り族の見分け方について、星狩り族遭遇経験者の私がリストアップしてみます。
『非日常』を『日常』にしてしまう
これは、私も独身時代やらかしかけたものなので、自戒の意もこめて。
非日常は日常と違うから逃げ場になりうるのです。
しばらくシェルターにひきこもり、そっとしておけば気分転換や内省が済んだらシェルターから出てきて日常に戻る、というのが通常の火星人ですが、非日常のシェルター内に入り込んだまま日常をビルドアップしてしまう場合があるのです。
こんな私も残業が多い会社に勤めていた経験があります。
毎日の帰宅は「すぽると!」が始まる頃。そこから夕飯を食べる日々でした。
これじゃ行きたいライブにも行けない!と転職を決意しました。
ブラック企業を抜け出すところまでは正しい思考ですが、自分の健康よりライブに行くという非日常のために動いていることがビミョー。
さらに、次の職場を選択するにあたって、朝は早くていいから終業時間が早い会社を!と、これまた帰宅後のライブ通いを前提に会社選びをしてしまったのです。
これが現在の大きな反省材料になっております。
子どもができて保育園や学校との連携を考えると、最近の共働き家庭サポートにより夜遅いことには対応するサービスが増えましたが、朝早いことへの対応はほぼ未整備です。(そりゃそうだ)。今後も増える気が全くしません。
将来のある女性の皆さん、朝の早い会社に就職する際は、将来の時間シミュレーションをきちんとしてくださいね!
・・・話がそれました。
とはいっても、非日常で没頭したことが日常のチャンスに繋がることもあるし、すべて否定はしないのですが、非日常のできごとのために日常の生活が壊滅状態になるなら、それは依存症的なニオイがするので危険です。
非日常が自分だけの日常を喰い荒らしてるならただのダメな火星人で済むのですが、これが周りの他人の日常さえも喰い始め、時間や資源のリソースを奪うようなら話は変わります。
全然興味ないからと言ってるのに自分が好きなアイドルの話を延々してくるだとか、パチンコにお金を使いきってしまったからお金貸してと言ってくるだとか、そういう人は星狩り族の可能性があるので、狩られる前にお付き合いを見直したほうがいいでしょう。
他人の非日常を潰す
火星人はたくさんいます。
シェルターだってたくさんあります。
自分のシェルターを愛するだけなら問題ありませんが、隣の火星人のシェルターを卑下したりしたら星狩り族の可能性があります。
女性にも私のようにもしかしたら火星人とのハーフかもしれない人もいます。そんな人はきっとシェルターを持っていて、たまにそこに逃げ込むことをしてきたと思います。
お付き合いをしてから、または結婚後、相手のシェルターを大事にしてくれる人は善良な火星人です。
けれど、自分はしっかりシェルターを確保するくせに、相手のシェルターをとことんバカにしたり、使えないように入り口をふさいだりする人は星狩り族です。
相手の趣味をくだらないだとかキワモノ好きとかバカにして、もっとお前みたいなのはやることがあるだろうとか言ってくるとか、趣味に使う時間を取らせないようにする、自分の趣味ばかりを押し付けてくるような人は要注意です。
自分のシェルターのむこう側の他人をとことん利用する
先にも書きましたが、シェルターによっては、一人ではなく他人とのつながりのあるものも存在します。
非日常シェルターとはいえ、それを他の誰かと共有できる幸福感もありますから。
でもよく観察すると、他のメンバーの「同じものが好きな人間同士助け合おうよ」という心につけこんで、フリーライドしちゃってる人がいませんか?
※注)フリーライドについてはこちら。
毎度場所取りしているところに後から入ってくる、チケットを譲ってもらうばかりで自分で店頭購入しようとしない、打ち上げの飲み会だけに顔を出す・・・等々。
そういう人に限って、「自分はあそこで顔がきくから」と偉そうに言っていることも。
フリーライダーは、星狩り族が多いのではなかろうかと思っています。
本当に費用負担に困っている人かもしれないけれど、そうであれば別の部分で何とか恩返しをしたりとか、せめて感謝の言葉が出るものですが、当然のようにふるまっていたり、ましてや「自分は特別扱いされている」というような発言が出る場合は、そのグループの資源の価値を何とも思っていない証拠です。
まとめ
女性(しかも火星人ハーフの)目線なので今回は火星人との違いで書いていますが、当然金星人に擬態した星狩り族もいますので、金星人擬態バージョンの目撃情報があったら是非お知らせください。
もし星狩り族だ!と思う人がいたら安全エリアまで距離を取るのが一番です。すぐには避難できないような相手かもしれませんが、ありとあらゆる方法で自分の日常と非日常を守ってください。
星狩り族って大人の発達障害?とも思える部分もあります。
実際、そういう人もいるかもしれません。他人は他人の人生を生きているという感覚がない雰囲気は、自閉傾向の一面かもしれません。
長男についても何の予備知識もなく彼の言動を見ていると自分はYouTubeを見続けて、親兄弟や学校の先生のリソースを喰いつくしているようにも見えます。
でも、長男にある程度自分のリソースを犠牲にする必要があるとしたら、親だけです。
(それでも限度はあります!)
学校の支援級の先生が毎朝迎えに来てくれるのですが、
「時間的に問題が発生したら無理して続けないでください」
と言ってあります。
ましてや大人。赤の他人。
発達障害かどうかで接し方を変える必要はなく、自分の大事な領域は保ちつつ適度な距離感で接すればいいと思っています。
喰いつくされるまで我慢することはないと思います。
こんなことを言っていますが、私も偉そうにお知らせしてる身ではありません。
現代は、SNSで古い友人にでも近況をそっと伝えることができます。
好きだった曲のCDは失ってしまったけど、結構Spotifyあたりで聴けます。(いや肝心なのが多分リーダー都合で聴けませんけど。)
思い出そのものだって、友達とつながっていれば、ある意味でクラウド管理です。
星狩り族のブラックホールから逃げられたら、いつだって再構築できると思っています。私はそう信じています。
だから、できるだけ、心だけでも、逃げきりましょう。
【新品】【本】ベスト・パートナーになるために ジョン・グレイ/著 大島渚/訳
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