反省だけならサルでもできるといわれて久しいけれど、反省させてもサル以下にしかならないらしい
私は理屈っぽい嫌なガキんちょでした
「おじょうちゃん、いくつ?」
と知らないおばーさんに聞かれたら
「それ聞いてどうするの?」
と逆質問するような可愛げのない子だったそうです。(覚えていません)
ニキ・リンコさんの著書を読むと似たようなやりとりの場面が書かれていたので、私もほんの少し自閉寄りだったのかもしれません。
で、小学生になってからもそれは続きます。
何をしでかしたかは覚えていませんが(多分他人を傷つけたとかではなく、水泳サボって勝手なことをしてたとか)、学校で担任に反省文を書かされたことがありました。
ここから先はしっかり覚えているのですが、はじめに書いた反省文には
「ここに通り一遍のわかりきった言葉を使った反省文を書かせて何か前進はあるのでしょうか?
そんなことより今後の言葉や行動を見て反省しているかどうかを先生の目で見たらいかがでしょうか」
という主旨の文章を書いたため、呼び出しと再提出の措置になりました。
仕方がないので2回目は先生のお望みどおりの文章を提出しました。
1回目がアレなので、どう考えても仕方ないから書いてやったことがはっきりわかるような、定型文みたいな文章だったのですが、あっさり受理されました。
そんなわけで世間一般の反省フローがクソつまんないなーとずっと感じていたところに出会ったのがこちらの本。
岡本先生は、型にはまった反省フローが無意味どころか事態を悪化させているといいます。
小学生の私に
「こんなことを思ってくれる先生もいるからこの世も捨てたもんじゃないよ」
と言ってあげたいです。
岡本先生にお会いしてみたかったなあ・・・。(ご存命でないのが残念です)
しつけとは何ぞや、みたいなところでモヤモヤしてる方には是非おすすめします。
【100円クーポン配布中!】反省させると犯罪者になります/岡本茂樹
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