この猛暑で絶飲食?!健診前日からの飲食対応
さて、健診も無事終了しました。
前回の記事
便検査の次に待ち構える健診ストレスは前日夜からの絶飲食です。
こんなに暑いのに水も飲めないの?!悪魔か!!と思いますよね。
健診前日からの飲食についての注意点は検査・検診を実施している病院や健診センターのサイトを見るとアドバイスが書かれています。
こちらのサイトが丁寧に書かれていたので、参考にさせていただきました。
富山県健康増進センター:胃の検診を受ける前の、食事と水分の適切な摂り方
『前日の飲食は21時まで』の注意すべきこと
今回の健診もこのような注意が配付されました。
21時の根拠は、通常通りの食事をした場合、翌日の朝までには消化もある程度進んでいて、胃と血液検査に影響が出ないとみられる時間だそうです。
腹八分目程度にしておく
やたら暴食してしまうと、普段でも朝まで胃もたれが続いている、ということがあると思います。
消化速度が追いついていないと、胃のバリウム検査や胃カメラの検査が正確に行えません。
カロリー高そうな油っこい食事は控える
ラーメンやピザなどは控えてあっさりめのメニューを選ぶと通常より中性脂肪の数値が不正確になったりすることを防ぐことができます。
甘いものも控える
前日の夕飯がケーキバイキングというのは避けたほうがいい食事です。血液検査や尿検査が不正確になります。
前日の夕飯に甘いものが欲しいと思ったら、フルーツ程度にしておきましょう。
甘い飲み物をガブガブ飲むのも同様です。
スポーツドリンクも糖分が多いので、健診前日は控えたほうがいいです。
実は激しい運動も健診結果に影響を与える場合があるので、夏場の健診の前日は、スポーツドリンクの大量摂取が必要な行動自体をできるだけ控えましょう。
21時までならアルコールはOK?
飲酒が習慣になっている人は
「前日1日くらいやめたって結果なんて変わらないでしょ」
と思われるでしょうが、血中アルコールの分解速度が体質によって違い、6時間程度で正常値に戻る人もいれば半日くらいかかる人もいます。
見かけ上の『お酒に強い』とは必ずしも同じとはいえず、自分の分解能力が正確に把握できないので、不正確な数値を出さないようなるべく控えたほうがいいでしょう。
健診当日の朝以降の注意点
本当に1滴の水も飲んではダメなのか
原則当日は水やお茶も禁止されていましたが、熱中症予防の観点から見直されているようです。
あまり暑い中で無理に水分補給を止めると、脱水症状のために血液や尿の数値に悪い影響が出てしまいます。
少量の水やカフェインを含まないお茶(麦茶など)を少量飲むことは許容範囲と言われています。健診の2時間前くらいまでに少量補給するにとどめましょう。
糖分やカフェインの入った飲み物は数値に影響するのでNGです。
もう飲んでもいいのは水だけ!と覚えておいた方がいいと思います。
常備薬をのむこと
健診の説明には必ず書かれています。
高血圧の薬、心臓疾患の薬は飲まなきゃいけない薬なので止めないでください。
早めの時間に少量の水で飲んでください。
血液検査に影響は出るので、薬を服用中であることを健診受付の時に申告しましょう。
糖尿病の薬は、血液中の血糖値が変化してしまうので、健診後まで服用は避けましょう。
その他の薬も健診後が望ましいですが、服用時間が決まっているような場合は必ず主治医の先生に相談しましょう。
間違えて口にモノ入れちゃった!という場合は
血液検査だけだとしても、日程変更か、時間をなるべく後回しにするのが理想だそうです。
胃のバリウム検査や胃カメラの検査の場合は食べてしまったらアウトです。
まとめ
ぶっちゃけ、真夏に健診なんてやらないのが一番かもしれません!
とはいえ、どうしてもこのタイミングじゃなきゃできない、誕生日の兼ね合いなどで指定されてしまったなど事情はあると思います。
健診はわずらわしいことも多いのですが、1年に1回のメンテナンス日ととらえて、自分自身のベストコンディションで臨めるようにしましょう。