不登校小学生のカーチャン奮闘記~悩まず、焦らず、落ち込まず、人生楽しんでる記録~

こどもの発達障害や不登校にまつわる思いや情報共有を中心に、仕事に趣味に、悩みに縛られない日々を楽しむ私を切り取っていきます。

子どもの未来のマネーリテラシー育成第一歩!我が家流・おこづかいの渡し方

以前、こちらの記事で子どものおこづかいについて書きました。

 

www.opami-newtype.site

 

 

さて、今回はおこづかいの渡し方についての戦略です。

 

おこづかいといえば現在でも現金を手渡しするのが基本なのでしょうが、我が家は

 

  • 使う場所がある程度限定できる
  • 使途不明になりにくい(履歴が残せる)
  • 未来の主要な決済方式を知ってほしい
  • 管理がラク

 

という理由から、定期的におこづかい額を電子マネーにチャージする方式を採用することにしました。

 

 

どの電子マネーを採用するか?

 

現在、うちの長男(9歳)が利用可能な主な電子マネーがこちら。

 

  • 交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)
  • 楽天Edy
  • nanaco
  • WAON
  • おさいふPonta

 

なお、年齢が上がったりおさいふケータイなどの支払機能が搭載された携帯電話・スマホを持つと

 

  • auウォレット(12歳~、auのサービス加入者)
  • LINE Pay(年齢制限なし、電話番号かFacebookアカウントが必要)
  • おこづかいQUICPay(10歳~、携帯電話の支払機能が必要)
  • EASYモバイルSuica(12歳~、携帯電話の支払機能が必要)
  • nanacoモバイル(15歳~、携帯電話の支払機能が必要)
  • モバイルWAON(16歳~、携帯電話の支払機能が必要)

 

など、選択肢が増えていきます。

 

iDは18歳以上、クレジットカードの登録が必要なので、実質子ども用としての利用を想定していないでしょう。

 

 

交通系電子マネー

年齢確認ができるもの(母子手帳や保険証など)を駅係員に提示することで記名式のものを発行することができます。

 

注意点1)記名式に限定されるのは、登録された年齢で小児運賃を適用するためです。無記名式(いわゆる普通の券売機で買ったもの)を発行した場合は、大人運賃で乗車することになります。

 

注意点2)1人の名義で2枚の小児用交通系電子マネーを利用することができません。小児用PASMOとこども用Suicaの併用もできません。

 

注意点3)無記名式同様、デポジット500円がかかります。

 

今や相互利用はほぼ整備されていますし、バスでも利用できます。駅ナカや自動販売機、コンビニでもどちらも利用できます。

大人の交通系はクレカ連携やポイントとの絡みがありどちらを使うか戦略がありますが、子どもが現金チャージする場合はあまり関係ないかもしれません。

PASMOにはモバイルが存在しないので、EASYモバイルSuicaに切替を想定する場合はSuicaを選んだほうがいいかもしれません。

 

普段電車の利用が多い子には良いと思いますが、利用額の中に「本人が希望したわけでもない電車利用」が混じる場合、配分が面倒になるかもしれません。

長男の場合、通院している病院で定期的な電車利用があるので、このタイプです。

 

 

楽天Edy

 

言わずと知れた電子マネーの老舗のひとつです。

プリペイド型で、主要コンビニや一部カフェ、ドラッグストア等で現金チャージが可能です。

コンビニで使っても自動販売機で使っても楽天ポイントが貯まっていくので、こつこつポイントを貯めて使用することもできます。

年齢制限や発行条件もありません。

入手方法は楽天Edyオフィシャルショップより購入。購入後数日でメール便で送付されます。

 


 

nanaco

 

プリペイド型です。

確かに多くの加盟店がありますが、セブン&アイホールディングスの発行で、交通系のように相互利用ができていないので、他社コンビニでは利用できません。そのかわりイトーヨーカドー、西武とそごうは他業態ですが使えます。グループですものね。

現金チャージができるのはお店のレジ(とはいえ西武などではレジでのチャージ不可だったりします)、セブン銀行でも可能です。

nanacoポイントも貯まります。

 

確かに巨大グループのカードですが相互利用性が若干低め(ちょっとガラパゴス)な電子マネーなので、圧倒的にセブン&アイホールディングスの絡んだ店舗やサービスを利用するというなら選ぶ価値はあると思います。

 

 

WAON

 

こちらもプリペイド型。

イオングループの発行する電子マネーです。

というわけで、当然イオングループのスーパーやショッピングセンターで利用できます。他に加盟店は多く存在しますが、コンビニはミニストップ(イオングループ)だけ。あと都心では最近まいばすけっとというコンビニとスーパーの中間のような小規模店舗が増えていますが、こちらもグループの別業態です。

利用によってときめきポイントが貯まります。

現金チャージはグループ店舗とイオン銀行から可能です。

 

nanaco同様汎用性は低めで、イオンモールにお出かけの多い子ならお得感があると思います。

 

 

おさいふPonta

 

ローソン店頭で入手可能です。

そのローソンの他、クレジットのJCB加盟店で利用可能です。現金チャージもローソンです。

ポイント還元性も悪く、クレカが利用できる大人には「利用機会のない電子マネー」と言われていますが、子どもの利用となるとその価値が変化します。

 

確かにポイント還元率が高く(といっても大して高いわけでもないですが)現金チャージもできるのはローソンだけですが、大手コンビニは他社でもJCB加盟店です!

ポイントを貯めることが主目的でなければ、意外といろんなお店で利用できます。マックはダメですけど。

 

他にはゲーム機での利用も考えることができます。

ニンテンドーswichや3DSでゲームや追加コンテンツを購入する時、

「さあここでおこづかいを利用できますよ!」

と言えるのです。

Suicaも利用できますが、前述したおこづかい部分と経費(必要な交通費)との区別を考えると、こちらのほうが勝手がいいような気がします。

 

 

というわけで、我が家では

 

おさいふPontaを採用することにしました!

 

8月から本格的に使用しはじめました。

使ってみて感じたことなど、改めて報告しますね。