不登校小学生のカーチャン奮闘記~悩まず、焦らず、落ち込まず、人生楽しんでる記録~

こどもの発達障害や不登校にまつわる思いや情報共有を中心に、仕事に趣味に、悩みに縛られない日々を楽しむ私を切り取っていきます。

時計が読めない子を、算数が苦手と思うのはちょっと待って!

私は60進法がニガテでした。

 

学校の授業で時計の問題を初めて見たときから何故かきちんと問題が解けませんでした。

60進法アレルギーはその後も続き、中学の地理での出題範囲だった時差を計算する問題も引き続き苦手のままでした。

 

自宅にあった時計がデジタルだったからじゃないかと勝手に思っていました。

 

そこで自分でお金を出して時計を買う時はアナログ表示の時計と決めるようになりました。

今、アップルウォッチを買いたいなと思っているところですが、これも多分アナログ表示を選びます。

そんな感じで自分で訓練して、今は時計を読むことに問題なくなりました。

 

とはいうものの、時間の流れや長さの感覚はなんとなくわかり、予想より時間がかかったとか、遅刻したとか、そういったことは子供の頃もほとんどありませんでした。

 

何故時計を読むことだけがニガテだったのか?

 

ずっと疑問に感じていたのですが、今調べると『時計が読めない発達障害』というものがたくさん検索されます。

学校で習う方法では概念が頭に入ってこなかったという人が少なからずいるということを知りました。おそらく私もその一人だったのじゃないかと思っています。

 

 

現在、子どもの時間感覚を育てるため、今は『くもん スタディめざまし』『タイムタイマー』を使っています。

 

スタディめざまし

 

スタディめざまし

スタディめざまし

 

 

 

数字と数字の間の部分の表示が長針と短針でそれぞれ見える化しているので、何時何分を指しているのかが一目でわかります。

電池式の単純な構造なので、先の時間に進むと時計がどのように動くかも裏のねじをぐるぐる回せば理解できます。へたな高性能の電波時計だと針の調節が触れませんからね。

 

 

Time Timer Time Timer タイムタイマー 19 cm 【 用途いろいろ タイマー アラーム 】 正規品

 

 

 

 

こちらはタイマーのカウントを見える化したもの。

デジタルのキッチンタイマーでもカウントダウンがされるのでそれでもいいと思いますが、赤い部分の面積がどんどん減っていくのがビジュアル的によりわかりやすいようです。

 

 

たまにタイムタイマーを使わず、AIスピーカーのタイマーを使ったりしています。

Echo Dot (エコードット) - スマートスピーカー with Alexa、ブラック

 

Echo Dot (エコードット) - スマートスピーカー with Alexa、ブラック

Echo Dot (エコードット) - スマートスピーカー with Alexa、ブラック

 

 

 

表示が全く見えないので長めの設定だとそろそろかな?みたいなところをソワソワしがちなんですが、そろそろ、というところで

「タイマーあと何分?」

と聞くと

「残り10秒です」

くらいにはおさめることができて、それが短いほど喜んでいます。(子どもではなく私が)

時間の長さの感覚を鍛えるのにもAIスピーカーがオススメかもしれません。

 

 

それぞれの子(人)がどう読めないか、時間のどの概念が理解しづらいかというのも微妙に違うようです。

これも発達障害らしい特徴ですね。

 

この時計や時間への苦手な感覚が、学校生活の苦しさに影響している子も多くいると予測できます。

長男の学校の時間割を見ると、分単位で動きが決められています。10分なんておおざっぱなものではありません。

学校に腕時計をしていってはいけない割には細かい分刻みで休み時間や掃除の時間が決められていて、常にどこかの教室や校舎の掛け時計を気にしていなければならないのです。

私がなんとなくこなしていたのは、時間の長さの感覚はそれなりにあったのと、友達の動きを読んで適当についていっていたからかもしれません。

それができなければ苦しかったかもしれないなあ・・・。

 

 

もしお子さんまたはご自身が時間感覚で困りごとがある場合は、使っている時計の見直しやタイマーの導入を検討してみてください。