不登校小学生のカーチャン奮闘記~悩まず、焦らず、落ち込まず、人生楽しんでる記録~

こどもの発達障害や不登校にまつわる思いや情報共有を中心に、仕事に趣味に、悩みに縛られない日々を楽しむ私を切り取っていきます。

親が子どもの選択肢をあえて減らすのは必要な試練かはたまた嫌がらせか

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先日、不登校児親の会のイベントに参加してきました。

2か月に1回の会ですが、何かと予定が入ってしまい久々の参加になりました。

ここ最近長男自体が安定しているという理由でこの傾聴会を最優先項目にしてこなかったことにもなるのですが・・・。

 

私は不登校の子ども本人の思考に近いらしい

私が長男本人との関係でなく周りの大人と戦っている様子を、リーダーさんはそのように指摘し、混乱していると言いました。

 

とにかくまずは、問題をリストアップして優先順位をつけるようにと。

 

確かに私はウィッシュリストがとてつもなく多いです。

アマゾンのウィッシュリストも大変なことになっていますが、脳内のウィッシュリストも膨大だしそして何かと抜け落ちます(笑)

子どもの行事や持ち物について絶対必要なToDoだけはやっていますが、それだけではなく、優先順位をつけるためのアウトプットはした方がいいかもしれませんね。

 

 

で、現在のシステムでは必要となってしまっている私の母親が、どうしても長男を学校に行くように追い詰める問題について、

「捨てればいい」

と言い切られました。

 

ここからが難しい問題なのです。

 

既存の学校システムを信奉している部分(もう団塊あたりの高齢者は仕方ないかもしれません)以外は何かと協力してくれている実家を切り捨てることによって同時に学校の協力の条件を捨てることになります。

そしてそれは長男に

「大人は大人の都合で急に裏切る」

ということを提示することになります。

 

このリーダーさんのおっしゃる内容を私の解釈でまとめると

 

  • 既存の学校システムに乗っかる必要はない
  • 家で母親が子供に全てを捧げて見守ればいい
  • でも導くわけではなく見守る
  • この世の理不尽さや苦痛を子ども自身の力で体験させて成長するのを見守る

 

これ、実はかなり難しいです。

 

まずは経済的にです。

確かに無駄に教育費に投資する必要はないかもしれませんが、子どもが自分でやりたいと言ったことさえ体験させてあげるができるかどうかを、父親一人の経済力で何とかできるかどうか、全ての不登校児家庭が実現できるとは限りません。

さらにうちの場合は子どもが3人います。私が全ての時間を子どものためだけに使うようになったら、習い事どころかインフラ費用と食いつなぐことに必死のような状態になるかもしれません。

 

さらに、母親が子どものために何かを捨てたと知った時の子どもはどういう気持ちになるかも気になります。

どうにもならない止むなしの原因(転勤やリストラなど)なら子どもにも伝わるのではないでしょうか。

でも試行錯誤をせずに優先順位のせいにして切り捨ててしまい、それさえも成長の試練だというのなら、あまりにも責任を子ども自身に押し付けすぎのような気もします。

 

平均的な不登校の子どもの年齢が中学生以上だから、アプローチの仕方が違うのでしょうか。

 

子ども自身が選んだ道でつまづくなら見守りますが、大人の都合で振り回しておいてこれも試練だというのは学校の理不尽さとあまり変わらない、家族が元凶なだけにもっとタチが悪いと思うのは私だけでしょうか。

 

私自身はそんな感じで試行錯誤中ですが、おかげさまで長男はフル登校まではしていないものの、運動会や1泊の移動教室にも意欲が湧いています。

本当に参加するかはわかりませんが、やる気があるならその準備はサポートしていきたいと思います。

 

ここ最近、自分自身でも心理やカウンセリングの勉強をして、不登校が始まったばかりのご家庭や長い間もやもやされているご家庭の親御さんのピアサポートをしていきたいと思っています。

そういったサポート活動は増えています。暗中模索中の方も、ご自分に合った話し相手を見つけて話を聞いてもらうことは癒しになったりエネルギーチャージになったりします。

現在迷われている方も、積極的にそんな居場所を探してみてくださいね。

 

お子さんの不登校について悩みを聞きます 身近な人にうちあけられないお母さん向けのピアサポート|愚痴聞き・話し相手 | ココナラ

 

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