不登校小学生のカーチャン奮闘記~悩まず、焦らず、落ち込まず、人生楽しんでる記録~

こどもの発達障害や不登校にまつわる思いや情報共有を中心に、仕事に趣味に、悩みに縛られない日々を楽しむ私を切り取っていきます。

文字だけで想像力が発揮される脳は、幸せな時もあれば地獄のような時もあります。例えば虐待報道とか。

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最近世間を揺るがせている児童虐待の事件ですが、私はもうツイッターで初期報道がTLに流れてきた時点で

 

「あ、これは追ってはいけないやつ」

 

と、なるべく詳細をクリックして見ないようにしています。

 

昔から同様の事件はありましたが、テレビなどから情報を入れてしまうと、その後脳内で勝手に映像がつくられてオエッとなってしまうことが続くからです。

140字以内で見えてしまうところでもうそんな感じです。

 

決して、問題そのものを避けて通っているわけではないのですが・・・。

#ひとごとじゃない

はまさにそうだと思っています。

 

幼児に勉強ばかりさせるのは、昔でいう教育ママ的な層ばかりの話ではありません。

遊ぶことが悪だ!勉強していればいいんだ!という親は、

 

勉強したから現在成功していると思っている親

 

の他に、

 

勉強しなかったために今の不満があると思っている親

 

がいます。いわゆる学歴コンプレックス。

俺は勉強せずにマトモな学歴を得られなかった、だから今の自分がこんな程度になってしまったと思っている親の中には、子どもにその尻拭いをさせようと思う人間が出てきます。

 

こういう人たちの厄介なところは、自分がやってこなかった故に勉強の仕方がわからないまま子どもに押し付けるので、無理な根性論になったり、勉強時間と成績が比例すると本気で思っていたりします。

 

なおかつ、自分自身は何かを学んでそうな雰囲気もなく、まる一日ゲームしていたりゴロゴロし続けて、ひたすら「お前は勉強しろ」などとアレクサ以下の通り一遍の発言しかしないため、子どもからしたら勉強しろと言われる時間と理不尽さの方が比例関係になりそうです(笑)

 

決してエビデンスがあるわけではないですが、身近な実例を数件知っているといったところでしょうか。(苦笑)

 

勉強の努力が成功の要因と思って子どもに勉強を無理強いさせている親、というのは実例が残念ながら見つからず、具体的な状況を示せません。

 

が、どちらにしろこういう人たちは、

「勉強・学歴」と「成功・失敗」

の関係が直列というか、ねじれていない印象です。

 

ところで私の周り限定の話ですが、こちらから見ても明らかな成功者は子どもたちをのびのびと育てている雰囲気があります。見るからに幸せそうです。

果たしてこれは偏りなのか、世代の問題なのか?

 

 

私が生きてきたようなロスジェネ世代については、

 

「学歴あるのに全然幸せじゃない」

「今幸せけだけどこれ学歴絡んでなくね?」

 

というねじれを感じた、日本で最初の世代であることが影響しているような気がします。(個人レベルにはたくさんいるでしょうが、世代として味わったのはここが先駆者ではないだろうか)

 

だから私たちは、その上に未だに鎮座する学歴偏重主義のまんまのマインドの人たちと直接戦わなければいけないことになっているし、意外とゆとり世代のことを羨ましく思っていたりするかもしれないし、当時実は大学を選ばず高校を出て就職してしまっていたほうがバブルの名残で滑り込みセーフだったwなんて思っているかもしれない。

 

私の周りには当然同世代の母数が多いので、我が子の勉強についてガタガタ言っていない人が多いのも、これらの理由でなんとなく理解ができるのです。

 

私の母親などが長男(孫)に

「学校に行かなきゃ、勉強しなきゃろくな大人にならないよ!」

なんて言ってるのを見ると、

「私は学歴もらったけどろくな大人になりませんでした」

と思ったりしてます。

口に出したらすごくショックを受けるのだろうけど。

 

今回の事件の親がどんな背景があるかはちっとも覗く気になれないのでそこの分析は誰かにお任せしますが、やたら学校の勉強を強いる親、というのはそんな背景もあるかもよ、という提示でした。

 

子どもが学ぶことに全然興味持たないとしたら、それは学ぶことがおもしろくなさそーな環境設定してるんじゃないですかね。と思ってます。