私も息子も、ゲームで英語を覚えています
今日は元通りの昼夜逆転君の長男です。
誕生日プレゼントにゲームをあげたばかりですが、ゲームと勉強についてのお話です。
長男は、ファンタジー系のゲームが好きです
ファンタジーRPGというのはほぼ西洋寄りの世界観でストーリーやキャラクターを構成しているので、当然ながら言葉も英語語源のものが多くなります。
「Necromancer」なんて雰囲気で適当に読めてしまっている長男ですが、これ読めて「死人使い」だなんて理解していたところで、
My father is necromancer.(私の父は死人使いです。)
なんてセンテンスが教科書に出てくるはずもなく、学校英語にはまったく役立たないよなあ、とつぶやきつつ話を聞く母です。
とかいいつつ、私も似たようなものでした
かつて『Wizardry』というひたすらパーティを組んで地下迷宮を探検するというRPGが、シリーズ化されるほどの人気がありました。
アメリカのアップル版が元の作品だったので原語は英語でした。私はファミコン移植版をプレイしたので日本語でしたが、言語の切り替えオプションがあり、ひととおり日本語のプレイを終えた後は英語に切り替えて遊んでいました。
そして蓄積されていく、日常会話で全く利用されることのない単語たち。
「paralyzed」(まひ)
とかプレイ中何度も見る悲しい単語ですが、テストに出たことはありませんし。
逆にいえば、中学高校レベルの英語程度のボキャブラリーだけでは、海外のゲームもまともにできないんですよ。
現在、自宅には洋書なんて
このくらいしかありません。
ディズニーの絵本はまさに海外の子ども向けですが、学校英語では出てこないような単語がどんどん出てきます。
私が絵本を見てから調べたものがこちらです。
「Gosh!」
英語圏の人とのコミュニケーションが日常にあったり海外映画を英語で視聴する人にはおなじみだとは思いますが、教科書レベルでは出てきません。私も「神の名(God)をみだりに使うと敬虔なクリスチャンが気分を害する」なんてずっと知りませんでした。
これは実際のところ今回調べたものではありませんが、大人になってから読んだ英語復習本のコラムで初めて知ったので、こちらに載せてみました。
「little fella!」
心が汚れていると「とんでもねーこと言うなミッキー!!」と焦りますが、「fella」は「fellow(仲間)」のスラングだそうで、「よう坊主!」と男の子に声をかける感じ、らしいです。
「hot dog!」
「急にホットドックなんて、どうしたミッキー!?」って思いましたが、これもスラング。
「よおし!」「やった!」くらいの意味だそうです。
この絵本になっている「ミッキーマウス・クラブハウス」はディズニーチャンネルで知育アニメとして放送されています。それを日本語で見ているとミッキーが頻繁に「よおし!」「やったねー!」と言っていることが多いのですが、英語版で見ると「ホットドック!」と何度も言ってるんだろうなあ。
以上、普段から英語に慣れ親しんでいる方からみると「え?知らなかったの?」という感じだと思いますが、受験英語のみで大人になるとこうなりますよという例としてご覧ください。
そんなわけで、もうすぐ小学校の英語必修授業が始まりますが、国語や算数と同じように教えるのでは先行きが不安というか、子供のうちから英語嫌いを増やしちゃうのではないかと心配です。
外国語はコミュニケーションだとか知りたいことだとか遊びだとかの幅を広げるツールです、というのを知ればいいだけなのになあ。プログラミングも同様ですが。
この『学校では教えてくれない大切なこと』シリーズ、私は好きなんですが、長男は本を一切読んでくれません。(苦笑)
新刊が英語関連だったので、これから読んでみます。私が。
学校では教えてくれない大切なこと(20)英語が好きになる (学校では教えてくれない大切なこと) [ 旺文社 ]
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