不登校親の会どきどきの初参加!セラピーの場、新たな気付きの場として
「不登校支援親の会」に初めて参加してきました。
不登校支援のNPO法人「ファミリーコミュニケーション・ラボ」
こちらの東京近郊在住の会員さんが集まる「傾聴会」が日曜日に開催され、先月会員登録した私はどきどきの初参加となりました。
「傾聴」とは?(傾聴力HP)
カウンセリングの手法のひとつで、相手のことを理解しよりよい関係を作るために相手の話をそのまま受け止めて聞くこと、だそうです。
実は、私はどちらかというと「Q&A目的で会話したい」男性脳的なところがあります。
「話を聞いてもらうだけって、意味あるの?」
と、そういう場に行くことをためらい続けていました。
しかし!勝間塾の塾長・勝間和代さんは
「できるだけ多くの人と会って関わってください」
とあらゆる場で言っていました。
かくして、長男の本格的不登校開始から半年、やっと重い腰を上げた私でありました・・・。
不登校児の親の会としてこの傾聴会は、実際自分たちが傾聴によって心にわき出たあったかい気持ちを成功体験として、今度は自分が子どもたちの気持ちを聞きとってあげる、その練習の場として行われています。
この団体では、心理学者で京都大学元副学長の東山 紘久先生が考案された「母親ノート法」というものに沿って、傾聴しながら子どもと向き合う形式をおすすめています。
不登校の対症療法『母親ノート法』(ファミリーコミュニケーション・ラボ)
傾聴会は抱えていった問題を解決できる場ではありませんが、参加された皆さんは帰るときとても晴れやかな顔でした
話し手の時にも聞き手の時にも泣いている方が多かったのが印象的でした。
私はといえば、皆さんに「そりゃ本当に辛いね・・・」と言ってもらえたような状況で、ほっとしたような気はするのに何故か涙が出てきませんでした。ドラマ見て泣けるのに!アマゾンビデオで仮面ライダードライブ見て(しかも再視聴)泣いたばかりなのに!!
私の中にまだ何かが引っかかってるのかもしれません。
何度か通ったら、私も素直に泣けるようになるのかな?
雑談・交流の場もあります
親の会にはセラピー的な目的の他に、情報交換や「自分とは別視点からの不登校」を知る場としての意味もあります。
参加されていた方たちは、私よりも年季の入った不登校のお母さんたちでした。
傾聴会の後のランチ会での雑談は、充分以上の気付きをお土産にすることができました。
学校の対応について
ほとんどの学校では、先生の訪問はほぼないとのこと。お休みの連絡をしてたのはほぼ初期の頃ばかりで、生存確認とやらも「ある」と言っていた方は一人でした。
先生が毎日送り迎えをして給食時登校をしていると話したら、
「それって、単なる出席日数稼ぎじゃない?子どもがかわいそうだよ!!」
てっきりずっと
「子ども(と、教育委員会から命じられた生存確認)のために頑張ってやってくれている」
のだと思っていましたが、なるほど、自分たちの汚名隠しのために必死になってるだけ、との見方もできるのか。
先生、きれいごとばかり言ってるからな。実はそれが真実かもしれない。
簡単なロジックなのに、目から鱗でした。
こういうことがあるから、「できるだけ多くの人と会って関わる」ことは必要なんですね。
ちなみに、こちらの親の会は最終目標を「学校復帰」に限定していないとのこと。
その先の「社会で強く生きていくために親子で取り組むこと」を知るための会だと、代表の谷田ひとみ(みん)さんは語っていました。
以上、私が初参加してみての感想でした。
お子さんが学校生活にうまくいかずにモヤモヤしてる方、お子さんとの関係で「話を聞いてほしい!」と思っている方にはいいと思いますよ。
3月・4月のセミナースケジュールはこちらです。
親の会にはいろいろあって、学校復帰を目指している会もあるようです。
自分と子どもがどこを目指すのかを考えて決め打ちで門をたたくもよし、色々な会にコンタクトを取って自分に合った会を捜すのもよし、だと思います。
私は、腰を据えてこの傾聴会に参加を続けて、少しずつパワーと技術を貯めていきたいと思っています。
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子育て 母親ノート法のすすめ [ 東山紘久 ]
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