不登校小学生のカーチャン奮闘記~悩まず、焦らず、落ち込まず、人生楽しんでる記録~

こどもの発達障害や不登校にまつわる思いや情報共有を中心に、仕事に趣味に、悩みに縛られない日々を楽しむ私を切り取っていきます。

マイルドヤンキー地帯に「ちょっと変わった子」はなじめるのか?:発達障害からみた地域格差

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前回の記事。

opami-newtype.hatenablog.com

 

☆「民度が低い」=マナーが守れない、ヤンキーやチンピラっぽい

☆そういう人たちはそういう人たちで集まるから地域の治安が悪くなる

☆彼らの世界は争いが絶えなかったり、似たような人としか付き合わない 

 

 

住民の質の差が起こす、「ちょっと変わった子」への対応の差

 

以前の記事で書いたA市とB区の実例からお話しします。

 

 A市の基本情報:関東人は市を一括りにして「治安悪そう」というイメージ

 

ですが、実は市の規模が大きすぎて、地区ごとに様子が違うのが実情です。(どの街にもそういうのはあるとは思いますが)

 

JRの東側周辺は高級マンションも立ち並ぶ、比較的雰囲気のいい地域です。(川沿いや西側はまた別ですが自身の接触が少ないので今回は省略)

 

ファミリーのお母さんたちに「どセレブ」感はなく、私と同じような条件で保育園に預けて共働きをしている家庭が多いようです。

他の地域からこの地域のマンションに引っ越してきた方のほうが多い地区です。

 

長男は1歳から卒園までずっと駅近の古くからある認可園に通っていましたが、常識的な人ばかりでした。

先生のご尽力のたまものもありますが、この時期に長男はほとんど目立つトラブルはなく、卒園式の謝恩会で、明らかにいつもと違う雰囲気による大パニックを起こした程度でした。

 

 

でも実際私たちが住んでいたのはこの地域ではなく、もっと内陸。私鉄の最寄駅まで徒歩30分、そして学校もその駅付近にあるため、通学も30分かかります。

そういう地域の場合、親の代から住み続けていた人が多く、その学校が母校だという保護者がかなり多かったようです。

 

私たちの自宅のあった区画については地主さんが山林を売却して宅地化したので移住者でしたが、実は「実家の近くに家を建てた」という人たちのようで、結局大きく言えば地元の人が圧倒的に多いのが現実でした。ここは長男と同学年の子は1人しかいなくて、あとは小さい男の子とは接点を持ちづらい年上の女の子ばかりでした。

旦那さんも近隣の建設会社や資材会社(もともと近隣が工場地帯なので、そういう会社が多かったです)などで働かれていて帰りも早く、奥さんは専業主婦の方ばかりです。最寄駅が遠いんですから、そういう方の方が当然多いでしょう。

 

でも「代々の土地持ち」ばかりがいるわけでもなく、結果的に大地主が少しずつ宅地化していった経緯もあるのでしょうが、大変残念な理由があってあまり地価の上昇がみられない地区で、その結果正直にいってあまり

「民度の高そうにない人」

馴染み深い言葉に訳せば

 

「絵に描いたようなマイルドヤンキー

 

たちが住むアパート群が立ち並ぶ場所がすぐ近くにありました。

当然ここにも子育て世代が多く住み、実際長男と同じ学年の子もかなり住んでいましたので、朝の登校班もこの子たちと一緒に編成されました。

 

さて、顔なじみのマイルドヤンキーたちが、子供の授業参観などで自分の母校に集合した場合、どういった行動に出るか?

それは、

 

「学校の溜まり場化」

 

です。

初めて見たときは、衝撃的でした。

授業参観なのに、ど金髪の男女がスウェット上下やスカジャンで、タバコ吹かせて学校の玄関前や校庭脇に円座してるんですから・・・。

セレブ母情報誌VERYもびっくりです。

 

「ちょっとまじめな仕事先に出張に行く」ような姿で行ってしまった私はかなり浮いた存在だったと思います。

 

子どもたちの行動も「それ相応」で、学校に平気でゲーム機を持ってきてしまう子や、日没過ぎまで特定の家に集まってひたすらゲームをし続けているような子が多かったです。

長男も何度かその家に行きましたが、その家は

「全種類のゲーム機があるしソフトもかなり揃っていて飽きない」

んだそうです。

当時どうせやる時間もないのでゲーム機は持っておらず、基本的には民間学童に預けられていた長男は、数日それを味わってしまったら

「なんでうちは違うんだ」

と言っていました。

私も元ゲーマーなので、ゲーム機の存在そのものをとやかく言う気は全くないのですが、どうも親自身のお金や時間にかけるリソースが違うのでは?という印象なのです。

 

 

さらに次回へ続きます。

 

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