不登校小学生のカーチャン奮闘記~悩まず、焦らず、落ち込まず、人生楽しんでる記録~

こどもの発達障害や不登校にまつわる思いや情報共有を中心に、仕事に趣味に、悩みに縛られない日々を楽しむ私を切り取っていきます。

恐怖!土下座あり、カツアゲあり・・・親が。:発達障害からみた地域格差

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こちらの記事の続きです。

opami-newtype.hatenablog.com

 

☆私たちが住んでいたのは「マイルドヤンキー集合地帯」

☆授業参観がまるで「ヤンキーのたまり場」

☆で、その中に入った「ちょっと変わった子」の運命は・・・?

 

というわけで、結局どうなったか、をお知らせします。

長男は「いじり」が苦手だったので

今でも苦手ですが、キレてしまって手が出てしまうことがあったころだったので、そのたびに謝罪をする毎日でした。

いじりというものが悪いものにせよ、手が出てしまうことについては私たち親子は反省し、学んでいくことが必要なのは承知しています。

まあ、その結果色々なことがありました。

 

  • 何度も何度も呼びつけたり長男本人を後日の朝の会で重ねて謝らせた上でそれでもなお「誠意が足りない」としつこく訴え続けてきた
  • 学校に提出していない2台目携帯の電話番号を一度使ったら別の親にまで知られていて直接かかってきた
  • 一度謝罪と壊したものの弁償をしたら、その後すぐにその買い換えたものが壊されたと金額を請求してきたけれど、長男が「やっていない」と言ったので担任に通報してなんとか未遂に終わる(以降、「カツアゲ未遂事件」と呼びます)
  • 呼び出されて出かけたら複数の母親に囲まれて外で赤ちゃん(末っ子)を抱っこした状態で土下座させられた
  • 話し合いの場の途中で父親が登場し「クローズ」みたいな映画やドラマでしか聞いたことないような口調で「ナメてんじゃねえぞ」「ガキ呼んでこい」と脅された

 

などなど、1年間も在籍しなかったのに、地獄のような日々でした。

 

担任は一度だけ「カツアゲ未遂事件」のときに対応してくれましたが、基本的には校内のトラブルについてもただの「伝達係」です。

 

「今日、○○くんとトラブルになりました。謝罪の電話を入れてください」

 

と、毎回言ってくるだけです。

学校内で双方の家と面談時間を設けるだとか、そういうことは一切しません。

仕事中に留守電が入っていて、詳細を聞こうとして会社を出てから電話すると、既にいないことがほとんどでした。働き方改革の行き届いたいい学校です(棒)

 

学校がこういう対応なのがわかっているので、保護者も学校をアテにしない、自分たちで直接解決するという手段を取るようになっているみたいです。

 

呼び出してきたお母さんの中で、担任の悪口を言った人がいました。

 

「あのババア、入学してすぐの家庭訪問なのにうちの子に『あなたのお子さんは落ちこぼれ』って言ってきやがった」

 

その後、「カツアゲ未遂事件」のときに対応した担任もまた、

 

「ああ、そういうの(カツアゲのこと)よくあるんですよ」

 

えええええ。

親同士のカツアゲが、よくあるんですか?

19XX年の世界?北〇の拳?(笑)

 

私自身がこの担任にどう思われていたかはわかりませんが、子供同士のトラブルのあった際、「子どもの担任」としてのフォローが一切ないにも関わらず、「親の私に」正しい謝罪の仕方だけはしっかり刷り込んできました。菓子折りや弁償代のことまで口添えしてくれました。

 

そんなの言われなくても知ってるよ。

 

と思ったので、後日、教育関係者の友人に「あれはバカにしすぎ」と話したら、

「それすらできない親をたくさん見てきたんだと思う」

と言われました。

 

あの学校では、担任と保護者の信頼関係が完全に断絶していました。

 

マイルドヤンキー優勢のこの地域では、先生側も家庭に対する信頼を完全になくしていて、生活指導に熱心ではないし、トラブルの起こる子どもについては

「どうせ家庭が荒れてるんでしょ」

という固定観念で見てしまい、近年増えている発達障害による二次障害だとかパニックだとか、そういう情報そのものを勉強する様子もありません。

実際担任は、病院や保健センターからもらった検査や面談結果の資料を渡しても、パラパラと見てそのまま突っ返してきて

 

「幼すぎるだけですよ」

 

と評価しました。

 

また保護者側もマイルドヤンキー的な人たちが多い地域では、自分たちのコミュニティを愛するがゆえに、秩序を乱す者がいたら彼らなりの方法で排除しにかかります。

 

「フルタイムでわざわざ遠くの会社に働きに行ってる意識高い系ぶってる母親」

と、

「いじりのわからない空気の読めない子ども」

 

の組み合わせは、異端そのものでしょう。

 

 

ちなみに、すぐ近くに住んでいた地主さんのご子息兄弟は、全員市外の私立に行ってました。

他にも、ある程度財産を持っている家の子は、そうしていたのかもしれません。